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クマをつくるというActive
¥200
ELLE <2025年2月22日 / A6・12頁> / contents / ◻︎ クマを贈るという運動 ◻︎ そもそもテディベアをつくりたいのか ◻︎ 私が贈りたいクマ ◻︎ いつもずっとそこにいるクマ ◻︎ モールベア ◻︎ 今のはなし ◻︎ つまり私のクマをつくるというActiveは... CRY IN PUBLICで毎月開かれているジンの集い『Our Table』を主催するQuiet Hills Zine Collectiveのメンバーでもあり、これまでもレイ・ブラッドベリのファンジンや、パーソナルジンを発行してきたELLEの最新作。 少し前に、「たった今zineつくってました」と表紙の写真を見せてもらった。私が想像したのは創作のエピソードや作り方が書かれた小さなジンだが、ELLEさんのジンが予想を超えてくることも私は知っていた、"Active"もあるし。しばらくして届いたジンは時空をはるかに超えていた。ここにはジンのいいことがつまっているので、ジンが好きな人、好きだった人も読んでくれたらいいなと思う。このジンを読んでから久しぶりに好きなジンを棚から出しては読み返しています。
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The Orange Colored Envelope
¥600
ELLE <Fog Horn Publishing / 2017年10月6日発行2025年3月新装版 / A6・12頁> 私は数年ぶりに家族と暮らすべく、静岡へと引っ越してきた。 知り合いもいない、友だちもいない。 遊ぶところも買い物するような場所もない(ように見えていた)この場所で、心細さや寂しさ、その寄る辺なさをもてあました私は、彼に手紙を書いていた。 (本文) これまでもレイ・ブラッドベリに関するジンを発行してきた著者が、「change」をテーマにTOKYO ART BOOKFAIR 2017に合わせて発行したパーソナルジン、「私の世界を変えた、オレンジ色の封筒とハロウィンカード」。 レイ・ブラッドベリとの奇跡のような出来事を、季節の移りかわりと共に爽やかに物語る作者の文章が素晴しいです。 2017年に発行されたジンが新装されて再入荷です(内容は2017年版、2022年版と同じです)。
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The Orange Colored Envelope
¥600
ELLE <Fog Horn Publishing / 2017年10月6日発行2022年1月新装版 / A6・12頁> 私は数年ぶりに家族と暮らすべく、静岡へと引っ越してきた。 知り合いもいない、友だちもいない。 遊ぶところも買い物するような場所もない(ように見えていた)この場所で、心細さや寂しさ、その寄る辺なさをもてあました私は、彼に手紙を書いていた。 (本文) これまでもレイ・ブラッドベリに関するジンを発行してきた著者が、「change」をテーマにTOKYO ART BOOKFAIR 2017に合わせて発行したパーソナルジン、「私の世界を変えた、オレンジ色の封筒とハロウィンカード」。レイ・ブラッドベリとの奇跡のような出来事を、季節の移りかわりと共に爽やかに物語る作者の文章が素晴しいです。 2017年に発行されたジンが新装されて再入荷です。 数種あるスタンプの絵柄はこちらで選んでお届けします。
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The Fog Horn Zine vol.4.5
¥300
ELLE <Fog Horn Publishing / 2020年12月23日 / A6・16頁> / contents / ▫︎ イントロダクション ▫︎ ロンサムベイの灯台から・4.5「最近の私」 ▫︎ That's life for you #01「15年の時間を一瞬で」 物語に出てくる孤独岬の灯台は、毎晩光を放つ。 真っ暗な海の中、心細さを抱える船に「ここに岬がある!」と教えるために。 「我々はここにいる、大丈夫」と伝えるために。 霧がたちこめて光が届かない夜は、そのかわりに霧笛を鳴らす。たとえ光が見えなくても、その音を聞けば船が無事に岬を回ったとわかるように。 (イントロダクション) 愛するレイ・ブラッドベリの「霧笛」から名づけられた「The Fog Horn Zine」シリーズ。退職と新しく始まった仕事や日常、「The Orange Colored Envelope」の後日談などが書かれたパーソナルジンです。このジンにはジンを読んだなという感触がたしかにあって、すごくいいんですよね、うれしい。どの色が届くかもおたのしみに。 作者は、三島市のCRY IN PUBLICで毎月開かれるジンの集い『Our Table』を主催するジンチームQuiet Hills Zine Collectiveのメンバーでもあります。ぜひそちらにも遊びにいってみてね。
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3 WOMEN AND THE ZINES #7 OUR TABLE 100
¥500
Quiet Hills Zine Collective <2022年2月26日 / A5・28頁> Quiet Hills Zine Collective (DIRTY・ELLE・魚座) が発行する『3 WOMEN AND THE ZINES』、7冊目の今号はOur Table100回を記念したジンです。 静岡県三島市のCRY IN PUBLICで毎月開催しているジンの集まりOur Table。2013年9月にカフェcucurucuでスタートし、2017年5月にはQuiet Hills Zine Festivalも開催、今年の2月に100回目を迎えました。 この記念号では、募集したQuiet Hills Zine Collectiveへの質問にメンバー3人が答え、これまでを振り返り未来に思いをはせています。Our Tableのこと、ジンのこと、個人的なこと色々。100は気持ち良くてQ.H.Z.C.に似合う。このジンを読むと100回目を共に祝福できます。 休まずに続けてきたのは、それでも来てほしいからというよりも (もちろん、それでも来てくださった方には感謝しかありません) いつか行かれる場所、紙のzineをやり取りできる場所としてなくならずに存在していたいという思いからです。(本文) Quiet Hills Zine Collective https://twitter.com/QHZC_
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呪詛 Vol.6
¥700
発行者 ゆとり世代フェミニズム <2024年9月22日 / A5・58頁> / 目次 / ◻︎ エッセイ ポリアモリーとわたしの数年間の記録・北澤ジュン ◻︎ エッセイ この頃のこと・クマダチアキ ◻︎ エッセイ アジア人女性、ダル着で普通に外出したい・東洋鍋子 ◻︎ エッセイ どこもかしこも人権侵害・ぷっか ◻︎ 日記 モテたいってやっと気づいた・ゆたか遊 ◻︎ エッセイ AMBAだけどフェミニストです・久夢qqum ◻︎ エッセイ 髪を切りたいだけなのに・柳川麻衣 ◻︎ エッセイ 味噌ジニー・はしる ◻︎ 旅行記 本屋の星野さん・くじらの友 ◻︎ 短歌 総合的に格闘している・浅田瑠衣 ◻︎ 日記 (Am I)with a bad end route ?・changmo ◻︎エッセイ まだ人間が生身の身体で妊娠出産をしていた時代の話・うさぎいぬ ◻︎エッセイ ハッピーエクスプレス・あらくま ◻︎新聞(別紙) たの新聞特別号Part2・チッチ 装画 風花カフカ 分断を怖れ、口は重くなるばかり。 でも黙っていても分断されるし、、、 まずは異なる痛みを持ち寄って、 少し見せ合うことから始めてみた。 ゆとり世代のフェミニズムをテーマに2016年から発行されているジン『呪詛』の最新号。当初の目的のひとつ「交流」に立ち返って編集された今号です。
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呪詛 Vol.5
¥500
発行者 ゆとり世代フェミニズム <2023年11月11日 / A5・58頁> / 目次 / ◻︎ エッセイ「東京の犬とコーラ革命」コアラ星人 ◻︎ ルポ「名前変えてみたルポ」qqum ◻︎ 読書感想文「九十年代フェミニズムにうっすら反感を抱いていたロスジェネが、今さら上野千鶴子を読んでみた」柳川麻衣 ◻︎ エッセイ「ノコギリを買ったら男女を問われた」changmo ◻︎ 夢ばなし「自由自在」はしる ◻︎ 手紙「父への手紙」ダンス2000 ◻︎ エッセイ「剃らないのススメ」ゆたか遊(体毛文化研究会) ◻︎ 短歌「=、<」北野璃子 ◻︎ エッセイ「彼女」七瀬 ◻︎ エッセイ「周縁の周縁の周縁の君へ」村上さつき ◻︎ 雑談「作ってもいいし、作らなくてもいい『呪詛』の7年を振り返る」浅田瑠衣+べかお 装画 changmo 濁流の中で戸惑い、立ち尽くし、 からだひとつ分せき止めたとき、 ささやかな革命がまた始まった。 私もフェミニズムも未完成だ。(表紙) フェミニズムをテーマにそのつど寄稿者が集まり編まれているジン。 エッセイ、ルポ、短歌など自由に書かれた作品は、個人だからこそすべての道はフェミニズムに通ずと感じます。 創刊から関わってきたお二人による、これまでの7年を振り返る対談も掲載──作ってもいいし作らなくてもいい、書いてもいいし書かなくてもいい、するフェミニズムとしないフェミニズム。
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呪詛 Vol.4
¥500
発行者 ゆとり世代フェミニズム <2022年9月30日 / A5・38頁> 目次 ◻︎ エッセイ「私のママ(毒親)の成長」不可幸力 ◻︎ エッセイ「大衆浴場」はるのたけのこ ◻︎ エッセイ「ジェンダーアイデンティティとか言って」村上さつき ◻︎ エッセイ「私のサイコマジック」かっぱたろう ◻︎ 日記「二〇二二年六月をギリギリ生存してるだけ日記」柳川麻衣 ◻︎ エッセイ「もうパワーストーンでよくね?」竹豊 ◻︎ 短歌「最後の脇毛」浅田瑠衣 ◻︎ エッセイ「東アジア人女の葛藤」東洋鍋子 ◻︎ エッセイ「黒百合会と私」じょっちん 別紙 「たの新聞特別号」チッチ 装画 村上さつき 社会は少しずつよくなっているらしいけど、私の毎日はどうだろう 呪詛と祝福を往復しながら ”女のからだ”で今日を生き延びる(表紙)
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呪詛 Vol.3
¥500
発行者 ゆとり世代フェミニズム <2021年2月15日 / A5・48頁> 目次 ◻︎ エッセイ「ピュアバーガーと私」じょっちん ◻︎ 都々逸「ふぇみどど(フェミニズム都々逸)」堀川千織 ◻︎ エッセイ「女の幸せ」柳川麻衣 ◻︎ エッセイ「一人語り」鯖名おね ◻︎ 短歌「奥へ奥へ」浅田瑠衣 ◻︎ エッセイ「今日も生活大事に!♡」半壊らじを ◻︎ リリック「2007」べかお ◻︎ 往復書簡「『理解ある彼くん』について」桐島さと子・東洋鍋子 ◻︎ エッセイ「『白条鶏』から語る」趙海涵 ◻︎ リリック「バンド組んだけど解散しました」べかお 装画 竹豊 売れている本を読むこと、 トレンドの議論を追うことー それだけがフェミニズムじゃない。 ひとりひとりの地味で地道な実生活。(表紙) フェミニズムをテーマに、身近な人や読者から執筆者が集まり編まれている作品集『呪詛』。ひとりひとりの実生活からの声。
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呪詛 Vol.2
¥500
発行者 ゆとり世代フェミニズム <第3刷 2023年7月9日(第1刷 2019年11月24日) / A5・48頁> 目次 ◻︎ エッセイ「長老と私」じょっちん ◻︎ エッセイ「ドイツに住んで、考えたこと」東洋鍋子 ◻︎ 小説「キスから始まらない物語」柳川麻衣 ◻︎ 手記「ヤジ強制排除の現場から」桐島さと子 ◻︎ エッセイ「フェミニズムと食物」浜崎史菜 ◻︎ 短歌「花王の月は怒鳴らない」浅田瑠衣 ◻︎ エッセイ「性別という枠の中の自分ではなく、自分らしく生きていくために」てよん ◻︎ 脚本「ブラジャー、きらい?」べかお ◻︎ エッセイ「違和感を覚える毎日」不可幸力 ◻︎ リリック「わたしのりりっくのふかよみ」べかお 装画 KANOMI 創刊号からおよそ3年半──。 「私」「私たち」はどう変わったのか。 絡みつく呪縛に足を取られながら書く あなたへの手紙のようなZINE。(表紙)
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Political Feelings Collective Newsletter No.2
¥300
『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』のための文献テーブル 発行:Political Feelings Collective <2024年6月 / A5・12頁> 「さまざまな政治的感情を考察する翻訳出版集団」Political Feelings Collective(PFC)からニューズレター第2号が届きました。 PFCは、映画『タンズ アンタイド』の字幕制作に関わったメンバーを中心に結成され、フェミニズムやクィア、ZINEカルチャー、ブラックスタディーズをはじめとした、周縁化されてきた存在や文化、それらの歴史について関心を持ち探求を続けているコレクティブです。 今号では、2年半にわたり翻訳に取り組んできた『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』(仮)が完成間近となり、メンバーそれぞれが翻訳する過程で出会い、読んできた文献を紹介しています。 コンバヒーリバー・コレクティヴの成り立ちや宣言(ステイトメント)の背景を伝えると同時に、ブラックフェミニズム、クィア・ポリティクス、ブラック・ライヴズ・マター運動への案内書としても充実の内容です。西山敦子が紹介するブラックフェミニストたちの文通はとてもジン的で、つまり1970年代を生きる彼女たちを身近に感じることができて、刊行が待ち遠しい。 この冊子を読むことが、一つの運動の集まりにいるような体験に少しでもつながれば嬉しく思います。(本文) 制作:家入祐輔 / 大重祐紀 / 西山敦子 / 福島淳 politicalfeelings.com
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ORGASM vol.11 ROMAN PORNO the 3rd
¥600
遠藤倫子 編集・発行 <2024年6月 / 257×140・カラー・28頁> / 目次 / ◻︎ 藤井克彦の美学 text by ORGASM ◻︎ 真夏の蝶の夢 蜜の味 text by 山田圭 ◻︎ 咲くが花かよ 泣かぬが花か 咲いた蕾が花と散る text by 加藤華林 ◻︎ 鏡の国の熟女たち text by 遠藤倫子 design by 加藤華林 onigen by 山田圭 illustration by MAD Katsuya extra bonus by DJ Rockdown 映画ファンジンおるがずむ11号は、創刊号、第5号につづくロマンポルノ特集第3弾! なぜなら、本日(2024年6月16日)からラピュタ阿佐ヶ谷でORGASMが選ぶロマンポルノ30本『ちょっと冒険してみない?ORGASM的偏愛ロマンポルノ』がはじまります。 フライヤーとDJ ROCKDOWNさんのミックスQRコード付き。 さて、大盛況だった特集上映を終えても読めるこちらファンジンでは、上映作品30作をふくむ全53作品が紹介されています。巻頭特集“藤井克彦の美学”で紹介される22作品から始まりORGASMレギュラーの3人がそれそれ選んだ19(人)監督31作品、読みごたえたっぷり。祭りの余韻にひたるもよし、まだ見ぬ作品に思いをはせるもよし。熱く小粋なおるがずむの世界をまだまだたのしめますよ。
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ORGASM 07 OBSESSION 爛
¥500
SOLD OUT
遠藤倫子 編集・発行 <2022年4月 / 232x144mm・23頁・カラー> / text / ◻︎ 加藤華林 ◻︎ みやはらさとし ◻︎ のむみち ◻︎ 山田圭 ◻︎ 遠藤倫子 Design 加藤華林 Onigen 山田圭 Illustration Katsu Mode Seminar 遠藤倫子が編集・発行する映画ファンジン『ORGASM』第7号。毎号ときめく特集のオルガズム、さて今号は?来た、爛れ、OBSESSION 爛、唸る。ピンクの表紙は曼陀羅のよう。浅川マキも歌っていました "またも繰り返す深い過ち とめどのない パッション" と。 ゲスト執筆者にみやはらさとしと『名画座カンペ』を発行するのむみち、ORGASMメンバー山田圭、加藤華林、編集長遠藤倫子が一筋縄ではいかない孤高のセレクションで24作品をとどけます。
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日常のフェミニズム vol.1 三月八日を思って話す
¥800
Daily Feminism vol.1 Exchaging thoughts about March 8th <2023年4月8日 / A5・40頁 / 日本語・英語> / contents / ◻︎ 0:00 Fuck International Women's Day ? ◻︎ 15:50 トイレの中から考える The restrooms of controversy ◻︎ 39:46 Happy International Women's Day ui(性をはなすきっかけづくり)の主宰や「西湘レインボープライド」に関わっている信頼関係の4人が、2023年3月8日の国際女性デーを前に、国際女性デー、プライドマンス、セーフティ・スペース、セクシュアリティなど、普段考えていることや社会への不満、フェミニズムについて語り明かした音声を文章に起こしてまとめたジンです。
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クィアは(社会規範や偏見に)中指を立てる! PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE ブラック or ピンク ≒ 100 x 125 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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ポリ公はみんなろくでなし PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE ナチュラル ≒ 108 x 126 mm or ピンク ≒ 96 x 120 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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抵抗し、叫べ PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE ホワイト or パープル ≒ 100 x 125 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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騒いで話して考えて PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE 韓国のフェミニスト達のスローガンのひとつ ブラック or パープル ≒ 124 x 130 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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NoはNo! PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE ホワイト ≒ 205 x 57mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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性差別に立ち向かう声 PATCH
¥200
AYA MIYAKE グリーナム・コモンの女性達をサポートしたイベントのタイトル パープル ≒ 87 x 135 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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生きることは抵抗することだ PATCH
¥200
SOLD OUT
AYA MIYAKE ピンク ≒ 102 x 125 mm コットン地シルクスクリーン手刷り
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The saddest angriest black girl in town この街でいちばん悲しくて怒っているブラックガールのわたし
¥1,100
絵と文 Robyn Smith ロビン・スミス 翻訳 おかもとふみ <Twin Palace Press / 2023年3月 / A5・表紙カラー+モノクロ二層構造、本文モノクロ・40頁> ◻︎ 本編 ◻︎ process この作品ができるまで ◻︎ 日本語版特典 原作者:ロビン・スミス インタビュー by Twin Palace Press Black Josei Pressとのコラボレーション第二弾としてTwin Palace Pressから発行された翻訳マンガジン。 主人公は、前作『ウォッシュ・デイ』で絵を担当したロビン・スミス作者自身。白人だらけの街でブラックガールとして過ごす日常。sad、angry、blackであること「いま、すごくこみあげてくるものがあるし、ずっとそういう気持ちだった。」彼女はクラスメイトに対話ではなくマンガで伝えることを試みる。 ロビン・スミスの絵はいい匂いがする。途方にくれた背中から体温を感じる。スケッチ風のドローイングと手書きの文字(日本語も)が五感を通して入りこみしっかりと跡を残す。一コマに描かれた彼女の表情や背中を何度も思い出す。 「この世界のどこかのだれかの思いを知ること──そんなことの持つパワー、可能性を信じながら、日本語版を制作しました。(Twin Palace Press)」そういうジンそのものです。 Black Josei Press 有色人種の女性とノンバイナリーによる、有色人種の女性とノンバイナリーのための女性マンガを出版するアメリカのインディープレス。 Twin Palace Press ayaaanaが主宰するインディペンデント出版レーベル。これまでBlack Josei Pressとのコラボーレーション翻訳マンガ『ウォッシュ・デイ』や、『#WWBD』などのジンを出版している。
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ORGASM 05 ロマンポルノ PART Ⅱ
¥400
SOLD OUT
ENDOH Michiko <2021年5月 / 20頁・14x29.7cm・カラー> / contents / ▪️ [遠藤倫子] スメルズ・ライク・風間舞子 ▪️ 山田圭の 都市とモードのポルノ・レポート ▪️ 遠藤倫子の 『刹那の国』より縄は見た ▪️ 加藤華林の 今夜銀河でX・T・C ▪️ King of Roman Porno 西村昭五郎 勝手に15選 design :KATO Karin cover illustration:MAD Katsuya Michiko Endoh編集の映画ファンジン『ORGASM』第5号。 女優・風間舞子へのラブレターではじまる今号は、創刊号でも特集されたロマンポルノが再登場! "ビニ本カメラマンの北見敏之は、セックスよりも料理がすき" "いい加減な人間ばかりで最後まで楽しい" "雨の夜にひとりで縄を繰る東てる美もすでに生を放棄した人間だ" "望月真美さんのアンニュイな雰囲気がとにかく可愛くて可愛くて" "始終目つきがうっとりとあちら側に行っているのが大変素晴らしい" "ザッツ桂千穂、ザッツ西村昭五郎で褌巻いてスタンディングオベーション" 好きな作品10本と西村昭五郎監督作品15選からの全52作品。女優も脇役も性も寂しさも、執筆者の映画を抱きしめるような文章に胸熱です。レオタードカラーなジャケットもカッコいい! 今号にあわせて創刊号もうれしいリイシュー、買い逃した方ぜひぜひ。 https://shesaysdis.thebase.in/items/44581458
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Riot Grrrlというムーブメント ー「自分らしさ」のポリティックス
¥300
SOLD OUT
大垣有香 著 遊動社パンフレット3 <遊動社 / 2005年 / A5・66頁> / contents / はじめに 第1章 "Riot Grrrl"ムーブメントの生まれた背景 第1節 男性中心のパンクロック 第2節 フラストレーションの爆弾を抱えた女の子達 第2章 "Riot Grrrl"ムーブメントのはじまり 第1節 怒りがエネルギーに変わる時 第2節 "Grrrlz"ネットワーク 第3章 "Riot Grrrl"論争 第1節 メインストリーム・メディアの攻撃 第2節 さらなる非難 第3節 メディアの攻撃、さらなる非難と"Grrrlz" 第4節 「新たな注目」 第4章 "Riot Grrrl"がもたらしたもの 第1節 各個人の心の奥へ 第2節 「環境」の創造 第5章 多様化する"Riot Grrrl" 第1節 コミュニティ 第2節 マイノリティ 第3節 セルフ・ディフェンス ーフリー・トゥ・ファイトを中心に おわりに これは2000年の冬、大学の卒業論文として書き上げたものである。卒論のテーマとしてRiot Grrrlを扱うことで、Riot Grrrlというもの、またそれに少なからず影響を受けた自分自身までもをひとつの枠の中に押し込めてしまうような気がして、反発感や矛盾感のようなものを感じつつ卒論に取り組み始めた頃を思い出した。しかし、卒論を書いているうちに気づいたのは、このテーマで書くということは、どんな自分であろうと自分の中で自分自身をありのままに受け入れていくその一連の過程すべてをまるまる「これでいいんだ」と、もう一度、肯定的に捉え直していくことなんだということだった。(前書き) 著者・大垣有香がRiot Grrrlをテーマに書き上げた卒業論文がまとめられ、成田圭祐(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)が主宰する遊動社から2005年に発行されました。 "Riot Grrrl"ムーブメントを知る貴重な1冊というだけでなく、パーソナルジンのように胸に響きます。10年以上のあいだ読み継がれ、影響をあたえ続けるジンです。