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Riot Grrrlというムーブメント ー「自分らしさ」のポリティックス

¥300 税込

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大垣有香 著
遊動社パンフレット3
<遊動社 / 2005年 / A5・66頁>

/ contents /
はじめに
第1章 "Riot Grrrl"ムーブメントの生まれた背景
 第1節 男性中心のパンクロック
 第2節 フラストレーションの爆弾を抱えた女の子達
第2章 "Riot Grrrl"ムーブメントのはじまり
 第1節 怒りがエネルギーに変わる時
 第2節 "Grrrlz"ネットワーク
第3章 "Riot Grrrl"論争
 第1節 メインストリーム・メディアの攻撃
 第2節 さらなる非難
 第3節 メディアの攻撃、さらなる非難と"Grrrlz"
 第4節 「新たな注目」
第4章 "Riot Grrrl"がもたらしたもの
 第1節 各個人の心の奥へ
 第2節 「環境」の創造
第5章 多様化する"Riot Grrrl"
 第1節 コミュニティ
 第2節 マイノリティ
 第3節 セルフ・ディフェンス ーフリー・トゥ・ファイトを中心に
おわりに

これは2000年の冬、大学の卒業論文として書き上げたものである。卒論のテーマとしてRiot Grrrlを扱うことで、Riot Grrrlというもの、またそれに少なからず影響を受けた自分自身までもをひとつの枠の中に押し込めてしまうような気がして、反発感や矛盾感のようなものを感じつつ卒論に取り組み始めた頃を思い出した。しかし、卒論を書いているうちに気づいたのは、このテーマで書くということは、どんな自分であろうと自分の中で自分自身をありのままに受け入れていくその一連の過程すべてをまるまる「これでいいんだ」と、もう一度、肯定的に捉え直していくことなんだということだった。(前書き)


著者・大垣有香がRiot Grrrlをテーマに書き上げた卒業論文がまとめられ、成田圭祐(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)が主宰する遊動社から2005年に発行されました。
"Riot Grrrl"ムーブメントを知る貴重な1冊というだけでなく、パーソナルジンのように胸に響きます。10年以上のあいだ読み継がれ、影響をあたえ続けるジンです。

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