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Notes On Chantal シャンタルの覚書

¥500 税込

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UMMMI.
<2015年 / A5・20頁+1頁>

【contents】
□ Introduction
■シャンタル・アケルマンについて
■ I, You, He, She (1974) 90min

□ 勝手に翻訳
□□ シャンタル・アケルマン インタビュー by ニコール・ブレーンズ
□□ シャンタル・アケルマンとジャン・リュック=ゴダールの対話
□□ Filmography (Annotated by the Filmmaker)
■ I'm cold, I'm hungry (1984) 12min
■ シャンタル・アケルマン映画祭パンフレットよりジャンヌ・ティールマンについて

□なぜ、シャンタルは死んでしまったのか?
 シルヴィア・プラスとの関連性

別紙:Les Rendez-vous d'Anna 1978


シャンタル・アケルマン。偉大な映画監督。クイアで実験精神があって、鬱病だったらしいけど、頭のきれるかっこいい女。アタシたち側のことが理解できるだろう、最高な大人。アタシは彼女のことが大好きで生きてきたから、生きる指針のひとつとなっていたから、彼女の死に打ちひしがれて、祭りに浮かれていた気持ちもさーっと引いてしまって、どんよりと、喪失感に沈んでぼんやりとすることしかできなかった。なんで、アタシが彼女と出会う前に、彼女は死んでしまったのだろう。(本文・Introduction)

シャンタル・アケルマンのファンジン。
著者によるアケルマンと作品の紹介、アケルマンのインタビューやジャン・リュック=ゴダールとの対話、アケルマン自身による全映画(1968 - 2011)への注釈を日本語翻訳した貴重なテキスト、シルヴィア・プラスとの関連性を思索するコラムなどを掲載しています。
だいすきな人の死を、始まりと今とこの先の混在する時間や気持ちを、こんなふうに書いたものを初めて読みました。
映像と文章をメインに様々なメディアで作品を発表し、インディペンデント出版プロジェクト『Romantic Press』を主催するUMMMI. (UMI ISHIHARA) によるパーソナル・ジン。




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